イギリスに美術留学してみた

2017/9/7~2018年明けまでUKにいます(まだ予定)

留学準備♦︎国選び

 

留学を決意したのが休暇中でしたので、新学期が始まった瞬間に学校の国際交流室の先生に相談しに行きました。美術留学は通常の留学よりお金はかかるし、学校もないしで結構大変そうだなーという印象でした。実際大変でした。

 

 

 

そもそもうちの大学の制度的に半期休むと必然的に留年(実技を順番にとっていくので次の学期がとれない)になるので一年間休学して留年してすべてをリセットしようと考えていました。

 とりあえず、国からさがすぞ!ということで、わたしの独断と偏見から好きな国をピックアップしました。

 

国候補①フィンランド

恩師がムーミンの作者の親戚ともビジネスで交流があるし、私自身北欧デザインが好きだったので最初の候補はフィンランドでした。しかしそこには難関すぎる壁が…公用語が英語じゃない!!そもそも英語がしゃべれないくせにそれは難易度が高すぎる…物価も高い…

留学エージェントもフィンランドを取り扱っている会社がなかったので片っ端から資料請求しました。

↑案外この行動がのちに役に立つのでオススメです。わたしが今お世話になっているところは、速攻お電話をいただきわたしの長電話に付き合ってくださったのが好印象でした。

 

国候補②アメリカ

Sex and the city崇拝者の私はアメリカに一番行きたかったです。笑それとやはり流行の発信地・現代美術に長けている点からアメリカ!アメリカ〜!ってなってたんですが、なにせ物価が高い、治安が悪い!アート系の学校は結構あるので学校を個人で調べたりして頑張ってましたが…もう学費が高い。

とにかくお金がかかりそうなので候補からはずれました。

 

国候補③カナダ

アメリカより安いという単純な理由で選んでましたが結構有力でした。朝語学昼実技みたいな学校が有りましてそこにしようかなーと漠然と考えてました。でも多分、予備校でやってたレベルだと思うのでちょっと怪しかったですね。語学のレベルがあがれば難易度の高い授業をうけられるというシステムでした。この時点でエージェントさんを一つに縛り、半年以上お世話になってます。また次回くらいに学校紹介の記事も書きたいと思います。

 

国候補④イギリス

イギリスはデザイン発祥地で、言い方が悪いですが懐古主義的な国だと思っているので基礎を学べるんじゃないかと思いました。公用語は英語。でも物価は高い。それに日本人が半年以上のビサをとるにはアイエルツというヨーロッパ向けの英語の試験の成績がいります。しかも結構難度が高いんです。私の頭では到底無理でした。

 

でもあるときチャンスがポトンと落ちてきました。なんとなんとうちの大学が交換留学生としての枠を持ってたんです!学費は今と変わらず、留年せずに済むVIP対応。しかもロンドン芸大!見直しました!でももっと早く言えよ!

しかしまたもや難関が…学校から二人、うちわけは学科から一人、しかも三年と院生が対象…学校での成績はあまり良い方ではなかったのでライバルが出現したら確率が死ぬほど下がります。

そしてうちの学科でその制度が始まったのがまさかの去年。ファイン系は結構やってたみたいですけどね。しかも去年の先輩は審査に通らなかったとかいわれて「なんだこの受験戦争は」って思いました。

 

ロンドン芸大対決編はまた後日記したいと思います。

 

全然関係ないですが留学用に死ぬほどバイトしてためたお金でiPad Proを購入しました!デジタルポートフォリオを持ち運ぶのにはうってつけですよね。あと普段はMacBook Pro15インチの最大容量オプション盛り盛りハイスペックモデル(30万ですよ。親に親戚からもらった入学祝い根こそぎ取られました)で作業してるのでメチャ重いんですよ。重機です。

あとペンが使えるのでいいかなと思い切って買いました!前モデルですけどね。役に立てばいいですけど…